ブラスト!

しばらく前のことになるが、ブラスト!を見に行った。生で見るのは初めて。

強烈に印象に残っているパフォーマンスは、
・スネア隊が横一列に並んで、ストロボの中でパフォーマンス
・前半後半それぞれのラストにある、演奏と踊りの全員がパワー全快で行うパフォーマンス
どちらも見に行って良かったと思う超カッコイイものだった。

一方で演出面では、以前見たシルクドソレイユの圧勝。シルクドソレイユには統一された世界観があって、その中で個々のサーカスの演出が考えられていたのに対し、ブラスト!では曲ごとにその曲に合う演出を当てはめているように感じた。統一感が弱いと演出のパワーも下がる。

例えば小道具を使って踊る見世物は双方にあるが、印象はシルクドソレイユの方が良い。観客がその世界に浸っているからだと思う。別世界に引き込むシルクドソレイユの凄さが改めて分かる。

その他雑感。

・トランペットソロとそれを取り巻く人の演出◎。周りがソロのつなぎなどで動いて演出してあげることで随分印象が良くなる。

・客が拍手などで参加する(参加を促す)形の演奏は楽しい。

・演奏人数を徐々に増やしていくのではなく、徐々に減らしていって舞台上に一人になる、という演出も面白い。

・トランペットをとんでもなく高く投げていた。ヒヤっとする演出はいいな。

・演奏パートの一部が舞台上ではなく、舞台袖のどこかで演奏されているらしい曲がいくつかあって、勿体ないと感じた。例えば舞台上には二人しかいないのに、明らかに舞台上の楽器とは別の音が鳴っていたりする。すると、生演奏っぽさが薄れてしまい、聞いてる人に生演奏なの?という疑念が生じてしまう。

・楽器の超絶技巧は、舞台と客席の距離では分かりにくいものもある。スクリーンに大きく映し出す仕組みがあればいいのだが。

・そもそも楽器の超絶技巧自体が一般の人にはどこが凄いのか良く分からないことも多い。見た目も地味だったりするし。例えば循環呼吸とか。だからブラスト!に興味を持つ人も楽器経験者に限られてしまうだろう。

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