『侍』はこうして作られた

さぞかし現場は大変だっただろうなぁ。。。


「侍」というゲームの制作過程を記者の視点からまとめた本。

ゲーム開発の制作現場を密着取材した本としては唯一の本でそれだけでも価値があるものだと思うけど、その上現場が混乱したプロジェクトだっただけになお興味深い(笑)

この本は基本的に取材した内容を記録していくノンフィクションで、それほど読ませる文章ではない。

それでも次へ次へと読むモチベーションが続いたのは、作業がどのように進んでいったかを淡々と書くのではなく、制作過程のその時々で開発者達がそれぞれどのように考えていたのか、という気持ちの部分までフォローしてあったからだ。制作現場のこんな状況において、人はこう考えるんだ、と知ることができるのはそう無いことで、意外と貴重だ。

それにしても、外から冷静に見ればそりゃ混乱するでしょうと思わずにはいられない制作過程だった。でもそれは外から見る立場にいるから言えること。中にいるとどうにもならなくなってしまうんだろうな。

一つ確実なことは、指示する人が迷ったままだと、現場は混乱するってこと。
当たり前のことだけど、肝に銘じておきたいものです。

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