音が溢れる

ドキドキする。


このアルバムの演奏者キース・ジャレットは、完全即興のコンサートで有名なアメリカのピアニスト。このアルバムも即興コンサートの1つで、ファンからは伝説のコンサートと呼ばれてるらしい。

最近、iPodでこればっかり聴いている。

なんとなく興味を持って購入して以来、何十回と聴いた。何度聴いても飽きない。一旦アルバムを通して聞き終わった後、すぐまた頭から聴き直すことすらある。
とても美しい音が溢れてくるから、自然の谷の冷たくて綺麗な湧き水みたいだといつも思う。

初めてこのアルバムを聴いた時、すぐに虜になった。
心臓がドキドキ鳴って、強烈な力で引き込まれて、他の作業を一切止めて目をつぶり、ただ聴くことのみに神経を集中した。こんな音楽には滅多に出会えるものじゃない。

誰しも自分にとって特別なアルバムを1枚や2枚持っていると思う。私にとっての特別なアルバムは、高校生の時に友達から貰ったSugar Soulの「Garden」というアルバム1枚だけだった。
それにようやく新しい1枚が加わる。だから私にとっては10年に1度の音楽と言ってもいい。

誰かがこの演奏を、奇蹟だと言った。

私はピアノが弾けないからこの演奏がどれほど凄いものなのかがよく分からない、けれど。
これになら、奇蹟という言葉も満足してくれるんじゃないか。

そんな、奇蹟みたいなアルバム。

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