トヨタ生産方式

生産管理は自分の仕事とは関係ない分野だけど。


トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして

トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして


トヨタ生産方式と言えば「在庫を持たない」生産管理が真っ先に思い浮かぶ。

でも、在庫を持たないことがどのようにコスト削減に繋がるのか、またどのようにして在庫を減らしているのかについては、具体的なことはよく分からなかったりする。

この本はそうした疑問に対する答えも含め、トヨタ生産方式の基礎部分について解説している。

wikipediaにもトヨタ生産方式についてまとめられているけど、このような生産方式を考え出すに至った背景などを知りたいのなら本を読んだ方がいい。なんと言ってもトヨタ生産方式を作り出した本人が書いているのだから。

生産におけるコスト削減の方法で最も有名なのは量産効果だが、低成長の時代では大きな効果は見込めないし、量産に頼るのはリスクが大きい。そのためトヨタでは、量産に頼らない、多種少量生産で原価が安くなる方法を開発することになる。

そんなトヨタ生産方式の基本思想は「撤退したムダの排除」。
ムダの種類は様々あり、その対策も様々だけど、特に個人的に感心したのは「後工程が前工程に、必要なものを必要な時、必要なだけ引き取りにいく。」という逆転の発想と、トヨタ生産方式の運用の核となる、カンバンという簡素な紙切れ。

優れた方法とは得てしてシンプルなものなのかも。


以下、気になった言葉。
・なぜを五回繰り返し、問題の原因を突き止めるトヨタ社員の姿勢

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