それが悪だとは言わないけれど/大玉

合戦場とピンボールという組み合わせは確かに面白い。
が、これまたストレスが溜まるゲームだった。

大玉
大玉


とりわけ忙しいって訳でもないのに最近ゲームをやらなくなっていて、これじゃいかんなーと思いヨドバシであるゲームを買った。「大玉」というゲームだ。戦国の武将であるプレイヤーが、大玉をピンボールで操って仕掛けを動かし、マイク入力による声で兵士に命令して、兵士を敵陣へ攻め込ませるゲームである。

さてストレスが溜まると書いたが、ストレスの主な原因は思い通りに仕掛けを動かせないもどかしさにある。プレイヤーはピンボールのフリッパーで大玉を転がし、仕掛けを動かすことで戦況を変えなくてはならない。狙いどおりに玉を打つのが難しいピンボールで狙いどおりに仕掛けを動かしてゆくのは、それだけで敷居が高い。
結果、遊んでいると次第にストレスが溜まってくる。

んで一番問題なのが、そのストレスをゲーム中でそれほど発散できないこと。
ゲームには通常、溜まったストレスを発散できる仕組みが用意されているが、このゲームではそれが弱い。第一にプレイヤーへのご褒美。ステージクリア時の演出が淡白とか爽快な演出が少ないとか。そしてもう一つ気になったのは、「間接的に」しかゲームに介入できないこと。これが爽快感を減らしていると思う。

具体的に「間接的」なのはどこか。

まず、仕掛けを動かして兵士を導く、というゲーム内容からして間接的。敵地へ攻め込む、という最終的な行動はプレイヤーではなく、兵士が行うことになる。
加えて、その仕掛けもピンボールの玉によって間接的に動かさなくてはならない。間接的な目標を、間接的な行動で遂げる。

そんな二重の間接的なゲーム内容がもどかしさを生んでいる。
こんなに頑張っているのに、あんまり伝わっている気がしない!

久しぶりにコントローラを投げたゲームだ。

以下、思うところを箇条書き。

良い点
・合戦場をピンボール台にしたアイデア
・大玉が敵兵士だけに当たる「天の玉」モードが爽快
・「天の玉」で相手兵士を自分の兵士にできるところが爽快

悪い点
・ステージクリア時の演出が地味過ぎ
・一部、要求されるピンボールの操作が意味もなく難しい
・マイクによって兵士を操作しても、効き目がほとんど感じられない
・ステージが夜だとあらゆるものが見辛い(見辛いだけで他に意味が無く、ストレスが溜まるだけ)
・やっぱり全体的に演出が地味(エフェクトとか)

ここはどうなんだろう
・得点を積み重ねてゆくピンボールの楽しさがない
・かと言って戦略性も乏しい

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